幼少期、両親が自営業で多忙だったため、平日は母方の祖父母のもとで過ごしました。物知りな祖父と愛情深い祖母に見守られ、広い敷地や自然の中で遊びながら多様な体験を積んだことが、私の原体験の源です。虫や植物と触れ合い、自由に工夫しながら遊ぶ中で、好奇心や探究心、他者との関わりを大切にする姿勢が自然に育まれました。祖父母との時間は「人間力の土台」を築くかけがえのない学びであり、その経験が後の教育活動や子どもへの向き合い方の基盤となっています。